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用語解説
星脈噴出泉(ボルテックス)
およそ百年前、帝国の地質調査部隊が地下深くで発見した「星霊」が噴出する源泉。
純血種
大魔女ネビュリスの子孫の呼び名。強力な星霊を宿していることが多く、帝国軍が特別に警戒してこう呼んでいる。アリスリーゼもその一人。
星霊術
星霊を宿した者が使う魔法のような力。その性質や能力は千差万別。
帝都ユンメルンゲン
帝国の首都。イスカたち帝国兵はここに住んでいる。
大魔女ネビュリス
百年前、帝国を火の海に変えた究極の星霊使い。
八大使徒
帝国議会の頂点に立ち、天帝に代わって政治を執り行う八人の最高権力者。
星剣
イスカが師匠から継承した黒と白の双剣。黒の星剣があらゆる星霊術を斬り裂いて、白の星剣がそれを一度だけ『再現』するという力がある。
帝国
高度な機械文明と共に繁栄した超大国。最高権力者は天帝だが、事実上は「八大使徒」と呼ばれる八人の最高幹部が統括している。イスカたちN07部隊が所属。
ネビュリス皇庁
およそ百年前、最強の星霊使いだった大魔女ネビュリスが帝国に反旗を翻して建国した。帝国と100年にわたる戦争中。アリスリーゼはこの国の第2王女。
中立都市
帝国と皇庁のどちらの陣営にも加わっていない都市の総称。帝国人や皇庁人も足を運ぶことがあるが、万が一そこで両者が出くわしても、中立都市では一切の争いが禁じられている。
使徒聖
天帝直属の護衛かつ帝国軍の最高位戦闘員。当時第十一席だったイスカは、自らが起こした「魔女脱獄事件」によって降格。この一年後、イスカが釈放されたことで物語は始まる。
星霊
星の地下深くに眠っていた未解析のエネルギー。そのエネルギーを宿した人間には奇怪な痣が生じ、超常の力がもたらされる。魔女や魔人が誕生した原因。
星霊使い
帝国で「魔女」「魔人」と呼ばれていた者たちが、自らをこう呼称する。
魔女・魔人
星霊を宿した者の蔑称。その痣と超常の力を恐れられ、帝国の民からこう呼ばれている。アリスや燐もその一人。